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11.「鋼構造物工事業」/「鋼構造物工事」について - 行政書士笹井一宏事務所 | 兵庫県姫路市 | 建設業許可申請のエキスパート

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11.「鋼構造物工事業」/「鋼構造物工事」について

※【掲載写真・説明等に関する留意事項】 当サイトに掲載している各建設工事の写真・説明等は、各許可業種の一般的な工事内容をご理解いただくための参考資料として掲載しております。これらの写真・説明等は、当該工事に係る該当業種であることを断定しておらず、該当工事であることを必ずしも保証するものではありません。また、申請に当たっての実際の許可業種や建設工事の判断を個別具体的に示すものではありません。個々の工事における具体的な業種区分や必要な許可につきましては、工事の内容や規模等により異なりますので、各建設工事や各許可業種の判断をされるに当たっては、各法令や通達等を十分熟読し理解され、申請する際は、各許可行政庁に必ず事前にお問い合わせをし、事前相談し、詳細をご確認下さい。

本ページでは、各専門工事(鋼構造物工事)及び該当業種区分(鋼構造物工事業)を主眼に説明するため、一式工事や鋼構造物工事以外の専門工事についての詳述は省略しております(一式工事(土木一式工事・建築一式工事)は、建設業法上、総合的な企画・指導・調整を行う元請業者が工事全体を包括的に請け負い、その施工の一部を専門工事業者へ下請負させる形態が通例です)。
 また、建設工事は、その内容によって電気工事・管工事・とび・土工・コンクリート工事など複数の業種にまたがるケースが多く、一概に一つの業種に当てはめることが難しい場合があります。当サイトでは代表的な事例をご紹介しておりますが、建設業法上の業種区分はケースバイケースの判断が必要なため、すべての工事類型を掲載することができないケースがございます。詳細については、許可行政庁等にご確認いただくことをお勧めします。ただ、基本的には、建設業許可の業種区分(専門工事業)は、構造(鋼製か木造か等)による判断を中心とし、設備の「用途・目的」ではなく「工事の実体(何を、どう作るか)、工事の内容(製作から一貫して請け負うか、組立てのみか等)等」で区分されることが原則として多いです。

※解体工事につきましては、それぞれの専門工事において建設される目的物について、それのみを解体する工事は各専門工事に該当します。また、総合的な企画、指導、調整のもとに土木工作物や建築物を解体する工事は、それぞれ『土木一式工事』や『建築一式工事』に該当します。

(ご参考)(業種区分、建設工事の内容、例示、区分の考え方(H29.11.10改正))
第1欄 建設工事の種類 (建設業法別表) 昭和46年制定 建設工事の内容
解体工事
第2欄 業種 (建設業法別表)
解体工事業
第3欄 建設工事の内容(昭和47年3月8日建設省告示第350号)最終改正平成29年11月10日国土交通省告示第1022号
工作物の解体を行う工事
第4欄 建設工事の例示(平成13年4月3日国総建第97号)最終改正令和4年12月28日国不建第463号
工作物解体工事
第5欄 建設工事の区分の考え方(平成13年4月3日国総建第97号)最終改正令和4年12月28日国不建第463号
●それぞれの専門工事において建設される目的物について、それのみを解体する工事は各専門工事に該当する。総合的な企画、指導、調整のもとに土木工作物や建築物を解体する工事は、それぞれ『土木一式工事』や『建築一式工事』に該当する。



▲鋼構造物工事 高速道路鋼橋 鈑桁


▲鋼構造物工事 水門


▲鋼構造物工事 水門


▲鋼構造物工事 高速道路鋼橋 鈑桁


▲鋼構造物工事 防潮扉

鋼構造物工事
とび・土工・コンクリート工事)
(舗装工事)
(塗装工事)
歩道橋補修工事





「業種」(法律別表) 「建設工事の種類」(法律別表)

11鋼構造物工事業    鋼構造物工事


◆鋼構造物工事(業)とは何ですか?

鋼構造物工事業とは、建設業法の専門工事業の一つで、鋼構造物工事とは、鋼材(鉄骨)を加工・組み立てて建築物や構造物の骨組みを作る建設工事の種類の一つです。

(主な工事内容)
建築物の鉄骨工事
  • ビル、工場、倉庫などの鉄骨造建築物の骨組み構築
  • 鉄骨の製作、加工、現場での組み立て・建方
  • 柱、梁、筋交いなどの接合(ボルト接合・溶接)
土木構造物の鋼構造工事
  • 橋梁(鋼橋)の製作・架設
  • 鉄塔、煙突などの高層構造物
  • 水門、陸閘などの水利構造物


その他の鋼構造物
  • 鉄骨階段、手すり
  • 鋼製の屋根・外壁下地
  • プラントや工場設備の鉄骨架台

(特徴)
強度と耐震性 鋼材は引張強度が高く、粘り強い性質を持つため、高層建築や大スパン構造に適しています。地震に対する靭性(ねばり)も優れています。
精密な加工技術 工場で精密に加工された鉄骨部材を現場で組み立てるため、高い寸法精度と施工技術が求められます。
専門資格 溶接作業には溶接技能者の資格が必要で、工事全体の品質管理も重要です。建設業法では専門工事業の一つとして、一定規模以上の工事には専門の建設業許可が必要です。

<タイル・れんが・ブロック工事との違い>
  • タイル・れんが・ブロック工事は主に「仕上げ」の工事
  • 鋼構造物工事は建物の「骨組み・構造体」を作る工事
両者は建設工事の中で異なる役割を担っています。



◆鋼構造物工事の具体例について、より詳しく説明します。

(建築物の鉄骨工事)
高層ビル・オフィスビル
  • 地上10階以上の高層建築物の鉄骨フレーム構築
  • H形鋼を使った柱・梁の組み立て
  • 耐震ブレース(筋交い)の設置
  • 高力ボルトや溶接による接合
  • クレーンを使った建方作業(鉄骨の吊り上げ・組み立て)
工場・倉庫
  • 大空間を必要とする施設の鉄骨造骨組み
  • 門型ラーメン構造やトラス構造の採用
  • スパン30m以上の柱なし大空間の実現
  • 天井クレーン用のランウェイガーダー(走行桁)の設置
商業施設・体育館
  • ショッピングモールやアリーナの大屋根鉄骨
  • 空間トラス構造、立体トラスの施工
  • 曲面屋根や特殊形状の鉄骨加工
  • 吊り屋根構造の支持鉄骨
住宅・低層建築
  • 軽量鉄骨造住宅の骨組み
  • 重量鉄骨造3〜4階建て建築物
  • 混構造(1階鉄骨、2階木造など)の鉄骨部分

(土木・インフラの鋼構造工事)
橋梁工事
  • 鋼桁橋:I形鋼やプレートガーダーを使った橋桁の製作・架設
  • トラス橋:三角形を組み合わせた骨組み構造の橋梁
  • アーチ橋:鋼製アーチリブの製作・架設
  • 吊り橋・斜張橋:主塔やケーブル定着部の鉄骨構造
  • 現場での架設工事(ベント工法、送り出し工法、クレーン架設など)
鉄塔・タワー
  • 送電鉄塔:高圧送電線を支える鋼製鉄塔(高さ50〜100m超)
  • 通信鉄塔:携帯電話基地局やテレビ塔
  • 展望タワー:東京タワーのような観光用鉄塔
  • 風力発電タワー:風車を支える鋼管製タワー
煙突・高層構造物
  • 工場やごみ処理施設の鋼製煙突(高さ50〜200m)
  • 鋼板を円筒状に組み立て、耐熱・耐腐食処理
  • 避雷針や航空障害灯の取り付け
水門・陸閘
  • 河川や港湾の水門扉(鋼製ゲート)
  • ローラーゲート、スライドゲートの製作・設置
  • 津波対策の陸閘(防潮扉)

(プラント・産業設備の鋼構造工事)
プラント設備架台
  • 化学プラント、製油所の配管・タンク支持架台
  • 多層の鉄骨プラットフォーム
  • 耐震・耐火仕様の特殊鉄骨
貯槽・タンク
  • 石油タンク、LNGタンクの鋼製外槽
  • サイロ(穀物・セメント貯蔵)の鋼製構造
  • 水槽・受水槽の鋼製フレーム
コンベア架台
  • 工場内の搬送設備を支える鉄骨架台
  • ベルトコンベア、ローラーコンベアの支持構造

(特殊な鋼構造工事)
屋内設備
  • 鉄骨階段:螺旋階段、直階段、非常階段の製作・設置
  • キャットウォーク:天井裏や屋外の点検用通路
  • 手すり・フェンス:鋼製の安全柵や装飾手すり
外装・屋根下地
  • カーテンウォールの支持鉄骨
  • 折板屋根、スレート屋根の下地鉄骨
  • 庇(ひさし)、バルコニーの鉄骨構造
仮設構造物
  • 工事用仮設足場の鋼製支持構造
  • 仮設橋梁(工事用通路)
  • イベント用仮設ステージやテント骨組み

◇施工の流れ
  1. 工場製作
    • 設計図に基づいて鋼材を切断・孔あけ・溶接
    • 防錆塗装(錆止め塗装)
    • 品質検査(寸法検査、溶接部検査)
  2. 現場搬入
    • トレーラーで大型鉄骨部材を運搬
    • 現場での仮置き・養生
  3. 建方(たてかた)
    • 基礎・アンカーボルトの確認
    • クレーンで鉄骨を吊り上げ
    • 仮ボルトで仮固定
    • 垂直・水平の調整(建入れ直し)
  4. 本接合
    • 高力ボルトの本締め
    • 現場溶接(必要に応じて)
    • 接合部の検査
  5. 仕上げ
    • 溶接部の研磨・塗装
    • 最終検査・確認

◇使用される主な鋼材
  • H形鋼:柱・梁に使用される基本的な形鋼
  • 角形鋼管:柱に使用される中空断面材
  • 鋼板:接合部のガセットプレート、補強板
  • 山形鋼(アングル):小梁、筋交い
  • C形鋼・軽量形鋼:住宅用、間仕切り用

◇必要な技術・資格
  • 溶接技能者:JIS溶接技能者資格
  • 鉄骨製作管理技術者:工場製作の品質管理
  • 建築鉄骨組立作業主任者:現場作業の安全管理
  • 玉掛け技能者:クレーン作業での荷の掛け外し

鋼構造物工事は、建物や構造物の安全性を支える重要な工事であり、高度な技術と厳密な品質管理が求められる専門工事です。




<業種区分、建設工事の内容、例示、区分の考え方(H29.11.10改正)>

第1欄 建設工事の種類 (建設業法別表) 昭和46年制定 建設工事の内容
鋼構造物工事

第2欄 業種 (建設業法別表)
鋼構造物工事業

第3欄 建設工事の内容(昭和47年3月8日建設省告示第350号)最終改正平成29年11月10日国土交通省告示第1022号
形鋼、鋼板等の鋼材の加工又は組立てにより工作物を築造する工事

第4欄 建設工事の例示(平成13年4月3日国総建第97号)最終改正令和4年12月28日国不建第463号
鉄骨工事、橋梁工事、鉄塔工事、石油、ガス等の貯蔵用タンク 設置工事、屋外広告工事、閘門、水門等の門扉設置工事

第5欄 建設工事の区分の考え方(平成13年4月3日国総建第97号)最終改正令和4年12月28日国不建第463号
●『とび・土工・コンクリート工事』における「鉄骨組立工事」と『鋼構造物工事』における「鉄骨工事」と の区分の考え方は、鉄骨の製作、加工から組立てまでを一貫して請け負うのが『鋼構造物工事』 における「鉄骨工事」であり、既に加工された鉄骨を現場で組立てることのみを請け負うのが『とび・土工・コンクリート工事』における「鉄骨組立工事」である。
●ビルの外壁に固定された避難階段を設置する工事は『消防施設工事』ではなく、建築物の躯体の 一部の工事として『建築一式工事』又は『鋼構造物工事』に該当する。
●『とび・土工・コンクリート工事』における「屋外広告物設置工事」と『鋼構造物工事』における「屋外広告工事」との区分の考え方は、現場で屋外広告物の製作、加工から設置までを一貫して請け負 うのが『鋼構造物工事』における「屋外広告工事」であり、それ以外の工事が『とび・土工・コンクリート工事』における「屋外広告物設置工事」である。




▲鋼構造物工事 
高速道路鋼橋 箱桁


▲鋼構造物工事 
鋼橋 鈑桁(ぱんげた)


▲鋼構造物工事
箱桁


▲鋼構造物工事 
高速道路 箱桁

▲鋼構造物工事
(土木一式工事)
コンクリート橋脚鋼橋補強補修工事


▲鋼構造物工事
(▲とび・土工・コンクリート工事) 
歩道橋改修工事(橋梁補修工事)


▲鋼構造物工事 道路標識


▲鋼構造物工事 ポールサイン


▲鋼構造物工事(機械器具設置工事)
貯水(貯蔵用)タンク

▲土木一式工事
(鋼構造物工事)
高速道路高架


▲鋼構造物工事 高架下


▲鋼構造物工事
鋼橋


▲鋼構造物工事
懸垂式モノレール高架


▲鋼構造物工事 道路標識
 

▲鋼構造物工事 道路標識

▲鋼構造物工事 道路標識

▲鋼構造物工事 道路標識

▲鋼構造物工事 道路標識


▲鋼構造物工事 道路標識


鋼構造物工事(機械器具設置工事)
洋上風力発電機タワー設置工事


▲鋼構造物工事
(機械器具設置工事・土木一式工事)
風力発電施設タワー・タワー基礎

鋼構造物工事
解体工事)
機械器具設置工事)
(土木一式工事)
風力発電設備解体工事


▲鋼構造物工事 シェルター


▲鋼構造物工事
(とび・土工・コンクリート工事)
(舗装工事)
橋梁下自転車道


鋼構造物工事(土木一式工事) 
トラス橋


鋼構造物工事(土木一式工事) 
吊り橋

鋼構造物工事(土木一式工事)
斜張橋


▲鋼構造物工事(土木一式工事)
アーチ橋


▲鋼構造物工事(機械器具設置工事)
LNGタンク


鋼構造物工事
機械器具設置工事・土木一式工事)
風力発電施設・タワー基礎


▲鋼構造物工事 鋼製スリット


鋼構造物工事(土木一式工事)
鋼製スリット砂防ダム


▲鋼構造物工事
歩道橋


▲鋼構造物工事
鉄骨造物流倉庫工事


▲鋼構造物工事
(とび・土工・コンクリート工事)
バス停


▲鋼構造物工事
曲弦トラス鉄橋

▲鋼構造物工事(土木一式工事)
平行弦トラス橋






▲鋼構造物工事
高速道路屋根


▲鋼構造物工事(土木一式工事)
平行弦トラス橋


▲鋼構造物工事
工場内鉄骨鉄筋工事


鋼構造物工事
土木一式工事)
 (とび・土工・コンクリート工事)
アーチ橋と高欄


鋼構造物工事
(土木一式工事)
(とび・土工・コンクリート工事)
鋼3径間連続トラス・ボックス複合橋


鋼構造物工事
 (土木一式工事)
トラスドランガ-橋


▲鋼構造物工事
(土木一式工事)
ローゼ橋


▲鋼構造物工事
橋脚鉄骨


鋼構造物工事
建築一式工事)
高層ビル鉄骨建方工事


▲鋼構造物工事
アーケード


鋼構造物工事
土木一式工事)
トラス吊り橋


鋼構造物工事
土木一式工事)
下路ランガ-トラス鋼橋


鋼構造物工事
土木一式工事)
3径間連続下曲弦プラットトラス橋

鋼構造物工事
土木一式工事)
ストレートバックステー2ヒンジ補剛吊橋


鋼構造物工事
土木一式工事)
3径間ゲルバートラス橋


鋼構造物工事
土木一式工事)
(舗装工事)
(とび・土工・コンクリート工事)
下路式プラットトラス橋


鋼構造物工事
土木一式工事)
下路式単純ランガートラス橋


鋼構造物工事
土木一式工事)
トラス橋


鋼構造物工事
土木一式工事)
ワーレントラス橋

鋼構造物工事
土木一式工事)
下路式2径間レンティキュラートラス橋

鋼構造物工事
土木一式工事)
4径間連続上路トラス橋

鋼構造物工事
土木一式工事)
鋼モノコード式バランスドアーチ橋


▲鋼構造物工事
立体駐車場


▲鋼構造物工事
駅ホーム


鋼構造物工事
土木一式工事) 
橋梁工事


鋼構造物工事 
(土木一式工事)
鉄骨橋脚架設工事


▲鋼構造物工事
(土木一式工事)
仮橋設置工事


▲鋼構造物工事
(建築一式工事)
高層ビル鉄骨建方工事

鋼構造物工事
解体工事)
とび・土工・コンクリート工事)
機械器具設置工事)
(電気工事)
ガントリークレーン(橋脚型大型クレーン)解体工事


鋼構造物工事
とび・土工・コンクリート工事)
(板金工事)
デッキプレート床スラブ工事

鋼構造物工事
土木一式工事)
(とび・土工・コンクリート工事)
(しゅんせつ工事)
ケーソン工法

鋼構造物工事
機械器具設置工事)
電気工事)
とび・土工・コンクリート工事)
駅ホームドア

鋼構造物工事
土木一式工事)
建築一式工事)
駅橋上駅舎化工事

鋼構造物工事
土木一式工事)
建築一式工事)
機械器具設置工事)
(電気工事)
(管工事)
(塗装工事)
LNGタンク

▲鋼構造物工事
火の見櫓(やぐら)



ACCESS COUNTER



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